HDDをSSDに交換

お客様のプライバシー保護のため記載内容が事実と若干異なります。

定期メンテナンス契約の法人様でメンテ作業中に社長から「経理用のPCがどうも処理が遅い。ついでに見て欲しい」との事です。
PCは一体型のFMV FH56/MD。Windows8.1パソです。
残容量が無いのかと見ればまだ800GBも余ってます。
HDDの障害かとCrystalDiscInfoで調べるとディスク状態が黄色! これはやばいです。
Backupはパーティション毎、NASに取っていますが肝心のHDDが逝かれればどのみち交換が必要です。
お客様に症状をご説明して、どうせならとSSDに交換となり注文されました。
交換SSDはSanDiskのSSD PLUS 960GB。
速いのは良いのですが960GBってのが問題。
故障HDDが1TBでSSDが960GB。何時も使ってるコピーマシンは使えません。
んじゃシステムパーティションだけをコピーだとソフトでやるも一向に処理が進まない。
セクターbyセクターでやってもダメ。
それではBackupソフトでバックアップを取ってそれをSSDに復元だと思ってもまたバックアップ処理が進まない。
これはHDDにセクターエラーが出てダメなんだろうと判断。
コピーマシンならエラースキップ機能搭載してるんで強引にコピーするのだが小容量SSDへのコピーが不可なのでお手上げです。
一番やりたくない最終手段のリカバリで、SSDへリカバリして重要なファイルを元に戻す作業が決定です。

小窓を外す
裏カバーを外す
金属カバーを外す
HDDをSSDに交換

重要ファイルを外付けHDDにコピー→リカバリディスクが未作成でしたので作成→HDDをSSDに交換→SSDにリカバリ→ついでにWindows10にアップグレード→重要ファイルをSSDに戻す。
途中に別案件が入ったりで述べ3日仕事になりました。
パソコン引っ越しソフトでやったら速かったのでは?と言われるかもですが、以前に試したら望むような結果にならず結局手作業で確認しながら再実行と余計な手間が増えるばかり。
FastCopyとかでコピーする方が確実です。
あ、NASにBackup取ってあるならそれからSSDに復元は?も復元最初の段階で復元先容量が足りませんと叱られて進みませんでした。
内蔵HDDは大容量化するばかり。でもSSDの大容量はまだまだ高い。過渡期ならではの難案件でした。
SSD化後は起動・電源断・作業も爆速。お客様には大変喜んでいただけました。
ご利用ありがとうございました。

No Comments - Leave a comment

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください