無線LAN中継器の設置場所

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「無線LANのネット接続が切れやすくて困っている」とご依頼いただきました。
無線は目に見えない分、どこにトラブル要因があるか見極めが難しいと気を引き締めて出動です!

PCはiiyamaのデスクトップタイプ。無線はUSB子機をお使いですがアンテナがにょっきりタイプがどうも切れやすいそうで出っ張りの無いバッファロー製を新たにご購入です。
でもそのバッファロー製にしても切れやすくPCを再起動したらまたネット接続出来るそうです。

無線LANのプロパティから見ると電波強度アンテナが1,2本でフラフラしてる状態でこれは無線電波がちゃんと届いてないようです。
無線親機が一階でPCが二階。お宅が木造なのですがやはり垂直方向には無線は厳しいです。
試しに手持ちiPadで接続してみると切れることなく接続出来ます…。
うーむ、やはりUSB無線子機は受信能力が低いのか? 無線中継器(エクステンダー)があれば何とかなるんですが…とお話しするとこれを家族が設置したんだけどと中継器を見せていただけました!
え?! 中継器? でも何故中継器があってこんなに切れまくりなのか?と云えば何の事は無く二階PCの直ぐ横の部屋に設置されてました…。
これでは中継器の役を果たせてません。
中継器を二階への階段の上がり口に再設置して、PCのWi-Fi設定もその中継器のSSIDとパスに変更してやるとバッチリネット接続出来るようになりました。
無線中継器の説明書に記載されているはずですが、中継器の設置場所は大体親機を子機の中間点ぐらいが普通のはずです。
然る後、受信感度を見ながら設置場所をトライ&エラーしていくしかないです。

勘違いされている方もいるようですが無線中継器は中継するだけでブースターじゃありません(ブースト機能がある製品があるかもしれませんけど)
多層階の建物で無線ネット接続されるなら親機をアンテナが複数あるハイパワータイプで中継器の増設も視野にいれる必要があります。
又は最初から壁面内に有線ケーブルを這わせる、若しくは高額ですが電灯線ネット接続機器の導入かです。
今回は中継器を所有されていて短時間で対応出来ました。
ご利用ありがとうございました。

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